2022.12.26

【活動報告vol.2】第2回オンラインイベント開催🌈

皆さんこんにちは!運営スタッフのまあみん(千葉真美)です!✨

 

12月17日(土)に開催された「第2回 仙台市ヤングケアラーオンラインサロンイベント」の様子をご紹介させていただきます☺

 

 

 

本イベントは、いわゆる”ヤングケアラー”と言われるような、

家事全般や家族の介護・幼いきょうだいのお世話等をがんばっている中高生のみなさんと、

似た経験のある先輩ピアサポーターがゆるくつながる交流イベントです。

 

※ヤングケアラーとは(参考)

厚生労働省特設ホームページ「子どもが子どもでいられる街に。~みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して~」

※ピアサポートとは:ピアは「仲間」、サポートは「支える」という意味。

 同じような立場や課題に直面する人がお互いに支え合うこと


 

ーまずは自己紹介から✨

1回目に引き続き参加をして下さったピアサポーターの方々も、 改めて自己紹介を行う所からスタートしました!

(ニックネームで名前を呼び合うため、距離感もぐっと縮まります🎄)

 

今回は名前に加え、『どんなケアを行ってきたか』ということも簡単に説明していただきました。

  

ピアサポーターの先輩方は、兄弟のお世話をしていた、祖父母の介護を行った方など様々です。
 
 

ー第1部 先輩ピアサポーターの経験談

第1回目と同様に、前半は先輩ピアサポーターへの経験談インタビューを行いました。

 

今回お話ししてくれたのは、「ほんさん」です。

はるばる島根県から、オンラインで参加して下さいました。
 

ほんさんは、小学生の頃から、アルコール依存症の母の精神的ケアを行っており、

母が寝ている間は脈拍と呼吸の有無の確認。

時には母の自殺未遂を止め、警察に連絡をする等の命のケアも行っていました。

 

 

ほんさん自身も精神的に疲れてしまい、
登校はギリギリ朝の会に滑り込みになってしまうこともあったそうですが、
学校にいる時間は母のことを忘れることができて、
気晴らしになっていたと話します。
 

現在は、過去の自分のように色んな困りごとを抱える子どもたちの
悩みや希望を聞きながら、同じような環境下で家族の様々な
ケアをしている子どもたちの支援を行っているNPO法人で
活動をされているようです。

 

🌈ほんさんのインタビュー記事はこちら🌈

 

  

ー第2部 フリートーク・座談会

 

後半は、「困ってる?相談できる?」をテーマに、
それぞれの経験や当時の思いについて、シェアし合いました。

  

どのピアサポーターも口を揃えて、
「困ってる?と聞かれても困っているとは言えない。

困ってないと答えてしまう。」とのこと。
 
自分の家庭環境が周囲と比較しておかしいな…違うな…という
違和感はあるものの、

誰に相談をすべきか分からなかったと話します。


 

自分に近い距離で、ふとした時に思っている感情をポロっと言える人
横にちょこんといて寄り添って話を聞いてくれる人、
心を落ち着かせることができる存在が必要だった…
 

と当時の心境を振り返ってくれました。
 

ヤングケアラーの皆さんへのメッセージとして、
 
「相談することは勇気がいることだけど、自分が話せるタイミングだなと思った時、
この人だったら話しても良いかなと思った時に話をしてみると、
何か自分のモヤモヤを解決するきっかけがあるかもしれません。」
 
という言葉をいただきました。
 
オンラインサロンを通して、誰かに話をすること、
同じような経験をした先輩の話を聞くことで、
自分自身の感情や気持ちを受け止め、整理をするきっかけになれば良いなと思います😌

 
 

ー次回のお知らせ📣

次回のイベントは、2月11日(祝・土)10:30-12:00。

「いま・将来、なにしたい?」というテーマで開催します!

進路、将来のことについて、是非先輩ピアサポーターの皆さんとお話ししてみませんか?

話を聞くだけ聞いてみたいという形でも大丈夫です。
顔出しなしのチャット質問ももちろんおっけーです👌

 
皆さんのご参加、お待ちしております! 


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