2023.09.01
【活動報告】学習イベント「ヤングケアラーを知ろう!」
こんにちは!運営スタッフの森川です🐣
今回は、先日8/12(土)に行われた荒井児童館でのヤングケアラー啓発イベントに
ついてご報告させていただきます^^
啓発イベントは、今年度初の試み!
児童館に来ていた小学生のみなさんは、どんなことを学び、感じてくれたのでしょうか?
まずは、「ヤングケアラーって聞いたことある?」という質問から。
「聞いたことある!」と手を挙げてくれたのは、2~3人でした😲
おてつだいにも似ている「ヤングケアラー」という概念を学んでいくため、まずは啓発動画を見ていきます。
続いて、実際に当事者経験のあるピアサポーターにもお話を聞いてみました。
どんな経験をしていた?どんな気持ちだった?
当日参加したピアサポーターは、
中学生の頃から幼い弟の送り迎えやお世話・家事を担っていた人、
祖母の介護を経験した人、
そして大学生の現在も、幼い妹の授業参観に出たり、送り迎えをすることがある人も様々です。
「弟や妹はかわいいから、ケアがすごく負担というわけではない」
「けれど、時々授業を早退して迎えに行かなければいけない時は、少し大変」
「介護は、意外と体力が必要で、トイレの介助や車に乗せるときは、大変だった」
などなど、それぞれの視点でお話をしてくれました。
続いては、みんなでお話ワーク!
「どんなおてつだいをしている?」という質問には、
お料理や食器洗い、洗濯、犬の散歩etc…みんなそれぞれのおてつだいを教えてくれました😊✨
また、「もし困ったことがあったら、誰に相談する?」という質問には、
学校や児童館の先生、その他にも、「マンションの大家さん!」「隣のお家のひと!」などなど
身の回りにいる頼れる存在を一生懸命考えていました🍀
最後に感想シェア。小学生のみんなは、どんなことを感じてくれたのでしょうか。
「ヤングケアラー」というのは、ちょっと難しかった、という感想もあれば、
「ヤングケアラーについて、少しわかった。大変なことがわかった」
と、小学生なりに考えながら、参加してくれた様子でした。
今はまだ困ったことがなくても、高齢化や家族形態の変化などさまざまな背景で、
「ヤングケアラー」にだれでもなり得る時代。
みなさんがもし、困り感に直面したときは、
自分の状況に気付き、誰かに頼れるようになっていてもらえたら嬉しいです。
せんだい・みやぎヤングケアラーオンラインサロンでは、
ヤングケアラーからのSNS相談や、ヤングケアラー同士が交流するオンラインイベントの他、
地域の学校・児童館での啓発や、出張型のサロンイベントも開催可能です◎
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