10月6日(金)に開催された『せんだい・みやぎヤングケアラーオンラインサロン』の様子をご紹介します！

このイベントは、「ヤングケアラー」の皆さんと、似た経験を持つピアサポーターがおしゃべりをしたり、相談したりできる交流イベントです。

 

※ヤングケアラーとは（参考）

：厚生労働省特設ホームページ「子どもが子どもでいられる街に。～みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して～」

※ピアサポートとは：ピアは「仲間」、サポートは「支える」という意味。

同じような立場や課題に直面する人がお互いに支えあうこと。

 

　

前半は、自己紹介もかねて「みんな何歳くらいからどんなことを担っていたの？」という内容で経験談のシェアをしました。

 

幼い兄弟の世話や、家事、介護、親の精神的な寄り添い、見守りなど、様々な体験をしてきた参加者。経験内容はみんな違っていても、抱える悩み事や困った経験は似ていることもあり、「うんうん、わかる！」「うちもそうだった！」と共感する内容も多かったようです。

 

身近にいる同世代の友達で、同じような経験をしている人はなかなかいないものです。
「話しても理解してもらえないだろう。」

「話すことで場を暗くしてしまうのではないか。」
という気持ちから、当時はなかなか話すことができなかったというピアサポーターもいました。

近くにいなくてもオンラインなら、似た経験をもつ仲間と出会って、悩みを相談したり、近況を報告しあったりすることができます🙌

 

みんなの経験談シェアの後は、「今困っていることや悩みごとってある？」という内容でお話ししました。

今回は、受験を間近に控えた参加者が多かったので、受験準備にまつわる【こんな時どうしてた？】という話で盛り上がりました。

「そもそもAO入試って何？から始まった。」「出願の書類って何が必要？」など、ピアサポーターの体験談や現役受験生の困りごとも出てきて、ピアサポーターからのアドバイスももらうことができました。

 

 

して後半には、元ヤングケアラーの参加者が、ケアをしていた当時から、ケアが終わり現在までの心境の変化を作文にまとめてチャットを送ってくれました。

”家族の世話、家の手伝いをすることって当たり前の事って思うかもしれない。だけどそれはね、違うんだよ。当たり前の事じゃない。今、自分に大切な事。それは、家族を大切にすることも大事だけど、１番は、自分を大切にすること。心と体も、自分の時間も大切にすることも大事。だからこそ家族の世話をしていて疲れたり、しんどかったりしたら、オンライン居場所に来てね☺相談することは勇気がいることかもしれない。だけど、一歩勇気を出してみて☺必ず力になってくれる！ほら、私だってそうだったから。大丈夫！☺”

参加者も運営している私たちも、みんなが勇気をもらいました！

今回参加してくれたみんなが、話をすることで気持ちが楽になって、楽しかったなと思ってくれていたらいいなとしみじみ思う、素敵なメッセージでした🌈

 

さてさて次回のイベントは、12月15日(金)20：00～21：00です！
顔を出さなくても、話すのはちょっとという方でも、チャットを使ってお話しすることもできます♪また、聞くだけの参加も大歓迎です。

ちょっとでも気になったらぜひぜひ参加してみてください。

 

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